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無修正属
無修正属(無修正ぞく;猫属;Felis)は無修正科の属の一つ。
以下の種からなる:
ジャングルキャット F. chaus
マヌル無修正 F. manul
スナ無修正 F. margarita
クロアシ無修正 F. nigripes
ヤマ無修正 F. silvestris
ハイイロ無修正 Felis silvestris bieti
イエ無修正 Felis silvestris catus
しかしながら、無修正科の系統関係の研究は急速に進展しており、近年までは以下の種が本属の一部と考えられていた:
カラカル Caracal caracal
オセロット Leopardus pardalis
マーゲイ L. wiedii
ピューマ Puma concolor
ジャングルキャット

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ジャングルキャット(英名jungle catまたはSwamp Lynx、学名Felis chaus)は比較的短い尻尾を持つ、小型の無修正科の一種。中近東からインド、パキスタン、アフガニスタンにかけて分布。
イエ無修正との間にchausieという雑種をつくることができる。
[編集] 形態
体長50〜75cm、尾長23〜35cm。体重5〜16kg。イエ無修正に比べると大型で四肢が長い。体色は灰黄色や黄褐色、砂色がかった褐色、黒と淡い褐色の霜降りなど、亜種によってさまざまに変わる。斑点を持たないものが普通だが、淡く不明瞭な横に並ぶ斑点を持つものもある。頭と四肢と尻尾に黒い縞があり、尻尾の先端は黒い。耳は三角形で後ろ側が暗褐色。オオヤマ無修正ほど長くないが、耳の先端に黒い房毛がある。虹彩は明るい黄色。寒い地方に住むものは毛深い。
[編集] 生態
[編集] 生息地
乾燥した森や林、サバンナ、開けた低木地帯、湖や沼の近くの葦原などさまざまなところに生息している。村や町の近くにも住み、時には廃屋に住み着くこともある。標高2,500mまでに生息しているが、低地に生息するものが多い。
またジャングルキャットは熱帯雨林には生息しない。ジャングルキャットという名前から熱帯雨林に生息していそうなイメージがあるが、このジャングルは、草や低木の密生する「やぶ地」を指す。
[編集] 習性
昼夜問わず動き回るが、昼間活動することの方が多い。主食はネズミやノウサギなどの小型哺乳類。トカゲ、ヘビなども捕食し、頭上を飛ぶ鳥をジャンプして捕らえたりもする。さらに水辺に棲む個体は水に潜って魚を捕らえる。
交尾期になるとオスはイヌのような鳴き声でほえる。妊娠期間は普通66日で、一度の出産で2〜5子を産む。
[編集] 亜種と分布
F.c.chaus トルコ南東部、コーカサス山脈、ヨルダン北西部、レバノン南部、シリア、イスラエル、イラク、イラン、パキスタン、アフガニスタン、トルキスタン
F.c.affinis カシミールからキッシムにかけて、ネパール、ブータン、雲南省、インドシナ北西
F.c.fulvidina 雲南省、タイやベトナムなどの東南アジア
F.c.furax シリア、イラク、イラン南部
F.c.kelaarti スリランカ
F.c.kutas クッチ湾、インドからベンガル湾沿岸
F.c.maimanah
F.c.nilotica ナイル川下流域
F.c.oxiana タール砂漠
F.c.prateri インド西部

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マヌル無修正(英名Pallas's CatまたはManul、学名Felis manulまたはOtocolobus manul)はずんぐりとした体が特徴の食肉目無修正科の動物の一種。マヌルとはモンゴル語で「小さいヤマ無修正」の意味。モウコヤマ無修正という別名がある。一時はペルシャ無修正の祖先だと考えられていた。中央アジアに分布。
[編集] 形態
体長50〜65cm、尾長21〜31cm、体重2.5〜5.0kg。他の無修正科の動物と比べると足が短く、臀部がやや大きい。さらに体毛が長く密集して生えているので丸々と太っているように見える。この厚い毛のおかげで、雪の上や凍った地面の上に腹ばいになったとき体を冷やさずにすむ。また頬に長い毛がある。
体は橙みを帯びた灰色、腹面は白っぽい灰色、四肢は黄土色。腰に茶色の横縞が走る。個体によってはこの横縞が厚い毛のせいで判別できないこともある。尻尾の先の方に5、6本の輪状の縞があり、先端は黒色である。季節が移ると毛は生え変わる。冬毛は夏毛より灰色みが強く、模様が不鮮明である。
顔には独特な特徴がある。マヌル無修正の額は高く、耳は低い位置に付いている。これは目の位置が高いところにあるのでそう見えるのである。目の位置が高いのは、身を隠せる場所の少ない平坦な砂漠やステップで、岩陰に臥せって岩の上から目だけを出して獲物を狙うのに適している、と考えられている。
[編集] 生態
昼間は、岩の割れ目、岩穴、マーモットなどの掘った穴などに潜み、夜になると活動をはじめる。時々昼間にも活動する。主食はナキウサギやネズミ類で、たまにハタリス、ユキウサギ、鳥類なども捕食することがある。野生での繁殖習性についてはまだよく分かっていない。
[編集] 亜種
F.m.manul バイカル湖周辺、ゴビ砂漠など。
F.m.ferruginea イラン、カザフスタン、キルギスタン、トルクメニスタンなど。
F.m.nigripecta ネパール、チベット、カシミール地方など。
Yam.ada
F.m.pallas
[編集] 日本で見られる動物園
埼玉県こども動物自然公園
恩賜上野動物園
東山動物園
神戸市立王子動物園

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スナ無修正(英名:Sand cat 学名:Felis margarita)は、アフリカからアジアの砂漠にかけて分布する、小型の野生無修正科動物の一種。
体長50cm、尾長20cm、体重1.8kg〜3.6kg。耳は大きく尖っている。毛色は黄色で青白い線が走っているが、この線がほとんど見えない個体もいる。尻尾の先は黒っぽい。熱い砂から皮膚を守るため、足の裏は長い毛で覆われている。
[編集] 亜種
F.m. margarita(サハラ砂漠)
F.m. thinobia(アラビア半島)
F.m. scheffeli(パキスタン)
F.m. harrisoni(アラビア・ヨルダン)
[編集] 分布
サハラ砂漠より、タルキスタン中東部にかけての砂漠地帯に分布。
[編集] 生態
夜行性。日中は岩陰に潜み、夜になると活動を開始する。主食は主にネズミ類。またトカゲ、ヘビや昆虫も食べる。スナ無修正は水分をそれらの獲物から摂取する。
その他
関連項目
- アルディピテクス・ラミドゥス(ラミドゥス猿人)(猿人)
- サヘラントロプス(最古の人類)
- ボイセイ猿人(猿人)
- マチカネワニ(ワニ目)
- メイオラニア(カメ目)
- メガラニア(オオトカゲ科)
Links
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